- 健康いきいき診断プログラム「体力年齢アップ健康運動コース」がヘルスツーリズム認証を取得しました!
「ヘルスツーリズム認証制度」とは、経済産業省の健康寿命延伸産業創出事業として、[旅と健康]という新しい視点から、第三者が旅行プログラムの品質を客観的に評価することで、消費者が安心して効率的・合理的に事業者を選ぶことができるシステムです。
標高1,400mに位置する白樺湖。この湖の周辺エリアは、さまざまな実業団チームの合宿地に選ばれているほど、トレーニング合宿に適した条件が揃っています。
その価値はまず、コースが多彩であること。湖畔に整備された平坦なコースはもちろん、山中を縫うように走るダートなトレイルコース、さらに400mの土のトラックまで、1人ひとりの練習目的別ランニングに、しっかり応えてくれるコース選びが可能なのです。
そしてすべてのコースが準高地(1,000~1,600m程度)内にあるため、トレーニングの有効性が高まることも魅力。合宿に参加すれば、同じ目的を持つ仲間同士が元気を交換して練習にチャレンジできる利点が。美味しい食事や温泉入浴も含めて自然の中でリラックスし、非日常の体験を糧にしてランニングの世界を広げて、また頑張れるのです。
- 白樺湖周回コース
- 1周3.8㎞の平坦なコース。湖畔に沿って歩道が整備されている。
- 白樺湖←→女神湖往復
- 片道約5㎞のロード。標高差100mで、女神湖までは上り、白樺湖までは下りとなる。
- 女神湖周回コース
- 1周約2㎞の平坦なコース。標高は白樺湖より100m高い1,500m。
- 女神湖スポーツ広場
- 400m、6コースの土のトラック。事前の申込が必要で、1日トラック利用6,300円。個人840円。
- 中央分水嶺トレイル
- 全長約38㎞。標高約1,300m~2,000m。5つの区間に分けられている。
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今回、白樺湖合宿に参加したみなさんは、それぞれ30代~40代で市民ランナーチームの指導者やランニングチームのメンバーたち。ラン歴は3年から10年以上までと幅広く、合宿に池の平ホテルを選んだ理由も1人ひとり違います。
まずは信州のどこまでも澄んだ空気の美味しさを胸に、池の平ホテルの目の前に広がる白樺湖畔へ。湿度が少なく夏でも涼しい大気が体への負担を少なくし、質の高い練習ができ、大きな自然の風景は目にも癒し効果を与えてくれます。
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1周3.8㎞の白樺湖畔の周回コースは、平坦で歩道が整備されています。ところが、湖面の脇を走る心地良さを感じつつも、すぐに全員息があがってペースが落ちてしまいました。「どうして走れなくなったのか不安でしたが、合宿後に平地で再挑戦したら問題なく走りきれた。高地と平地で走る感覚の違いに驚きました」と参加ランナーの1人は話します。この平地との違いが心肺能力の強化に効果をもたらすのです。
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ここからメンバーは、片道5㎞の女神湖へ移動。女神湖の標高は白樺湖より100m高い1,500mとあり、上りの道を励まし合いながらのラン。女神湖スポーツ広場には400m、6コースの土のトラックがあるため(有料)、平地との違いを体験できます。「景色もどんどん変わっていくから、楽しい」と女性の参加者。女神湖は1周2㎞の平坦コース。
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近くには全長約38㎞、標高1,300m~2,000mの「中央分水嶺トレイルコース」が。クマザサや松林の間を走り抜ける楽しさ、開けたポイントでは山頂から湖畔、遠く山々の稜線まで見渡せるビューパノラマに、心から魅せられたメンバーでした。多彩なコースで走れることが、ここ白樺湖畔のぜいたくさです。
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ランナーの間でいま、池の平ホテルが注目されている理由は、2011年からホテルで始まった『健康いきいき診断プログラム』が充実していることです。
医学博士である松本大学の根本賢一教授による指導で、体組成測定など今の身体能力を測定。「呼気ガス分析装置」など最新の機器で体力診断ができ、最大酸素摂取量はもとより、気軽にAT値までを知ることができます。AT値とは、有酸素運動の領域と無酸素運動の領域の境界線と言ったら分かりやすいでしょうか。AT値を超えて走り続けると筋肉に乳酸がたまって、やがて走りきれなくなるのです。AT値以下で走り続けると、発生した乳酸を呼吸によって得られる酸素で代謝できるために、走り続けることができるというわけです。この心拍の目安となるのが自分自身のAT値。「気持ち良く走れるポイントを知るというわけですね。これからは、AT値を維持して走る練習をしてみようと思います」と参加ランナーの1人は話します。
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ホテルに戻った後は、お楽しみの温泉入浴。しっかり使った全身の筋肉をほぐそう。ゆったりと気持ちまでほぐして疲労回復するには、ホテルの露天風呂が最適です。初めて会ったチームの仲間とも会話が弾みます。合宿では水着着用で、眺望素晴らしい男女混浴の露天風呂を楽しむことができるのです。
また、クールダウンにも利用できるプールを備えていることもポイントです。 -
メンバーが「満足でした!」と口をそろえたホテルの食事は、池の平ホテルならではの旬の味わいが満載です。ランナーにとって合宿地を選ぶ重要な決め手でもあり、ホテルで作る地ビールは「ピルスナーと黒ビールの2種類があって、どちらも試したくなる」と、ランナーたちを誘惑します。 信州の水できりりと締めた蕎麦、目の前で焼く蓼科牛のステーキ、職人が握る寿司など、メニューは50種類近くもあります。「バイキングだから、必要な栄養素も、食事の量も、体が求めている食材も調整できますから理想的です」と指導者は話します。
グリーンシーズンを通しての美しい自然ときれいな空気、これらの快適な自然環境と相まって、幅広いランナーを受け入れ可能な、走るために整備された施設と多彩なコースが合宿の効果をさらにアップさせます。
そして、健康いきいき診断プログラムでの科学的データに基づいた専門家によるアドバス、そこで作成するトレーニングメニューが、合宿中・合宿後のステップアップをより確かなものにしてくれるでしょう。
合宿地選びには、環境の整った白樺湖をぜひ体験してみてください。ランニングの世界が、きっともっと、広がるはずです。
- 合宿モデルコース
料金 -
1泊2食17,280円~
健康いきいき診断プログラム、AT値・最大酸素摂取量測定費込
※2019年10月1日より料金が変更となりました。
※プログラムをご利用いただかない場合は、10,800円~。
※プランによって料金は異なります。お電話にてお問い合わせください。
※女神湖スポーツ広場(要事前申込)ご利用の場合、 1日トラック利用6,300円、個人840円が必要となります。
画像提供 ©徳永靖