HOME健康いきいき診断とは産学連携プロジェクト

産学連携プロジェクト

松本大学との提携による産学連携プロジェクトです

白樺リゾートの自然環境と健康指導の専門分野がコラボ

最適な運動生活を提案します。

日本は今、かつてない高齢社会を迎えています。世界一の長寿国となった日本ですが、ただ長生きをするだけでは豊かな老後とはいえません。心身ともに健康で、元気であることが大切です。

池の平ホテルでは、さまざまな世代の方々に「健康」という最高の幸せを提供したい、との思いから、松本大学の協力による「健康いきいき診断プログラム」を企画しました。

健康づくりには白樺湖の高原は最適の環境です。森林浴、湖からのマイナスイオン浴、温泉…そのままでもすでにある癒しの要素が、体だけでなくメンタルの面からも、健康づくりに大きな影響を与えてくれます。

「健康いきいき診断プログラム」では、松本大学根本研究室で学んだ健康運動指導士、健康運動実践指導者が、体力診断からプログラムの作成までを担当。一流アスリートのトレーニング立案と同じように、科学的なデータ分析に基づく個別のプログラムを作成します。

トレーニングする・しないで、健康寿命が20歳も違います!

トレーニングの有無と身体活動能力の変化

運動は、年齢を重ねてこそ積極的に「するべき」である、といえます。

体力を表す身体活動能の値は30代から下降し、1歳でおよそ1%の体力が低下します。体力がピークにある20 歳の頃を100%として、この体力が30%を下回ると、自分のことが自分でできない・できにくい、いわゆる「寝たきり」の状態になってしまうのです。

それが、日常的にトレーニングをしていることで体力の低下を遅らせることがわかってきました。「トレーニング群」と、まったくトレーニングをしていない「非トレーニング群」では徐々に差が出始め、日常生活で立ったり座ったりがしにくくなる「ADL機能不全閾値」になる年齢を比べると、トレーニングをしている人はおよそ90歳代なのに対して、トレーニングをしていない人は約70歳代と、20歳もの差が出てきます。つまり、健康寿命が20歳もちがってくるわけです。

運動をしていても活動能力は徐々に衰えてきますが、そのスピードはかなり遅くすることができます。健康で若々しくいるために、30代を過ぎたらできるだけ早く、毎日の生活に運動を取り入れること。中高年になっても体力の維持は可能です。

ただし、身体状況や体力レベルは人それぞれ違いますから、安全かつ効果的に運動を実践することが大切です。また、目的によっても運動メニューはちがってきますから、それぞれの目的・体力に合った運動をしてほしいですね。

松本大学大学院健康科学研究科教授・医学博士根本 賢一
松本大学大学院健康科学研究科教授。市町村の健康づくり企画・運営・指導を行い、トレーナーとして 1996年のアトランタオリンピッ クに参加するなど、スポーツ医科学分野で活躍中。著書に『人生は ピン!ピン!きらり』(オフィスエム)ほか。 根本 賢一

健康いきいき診断とは

白樺リゾート 健康いきいき診断プログラム
「健康いきいき診断プログラム」は池の平ホテルと松本大学が
提携を結んだ健康増進のための産学連携プロジェクトです
監修/松本大学大学院 健康科学研究科教授 医学博士 根本 賢一

監修/松本大学大学院
健康科学研究科教授 医学博士

根本 賢一